[2000.09.06]
  ゲーム業界の吹き溜まり


 ▼東京ゲームショウ2000秋での各ブースの出展内容などが発表されたぞ!(ファミ通.com)
  http://www.famitsu.com/game/daily/2000/m09/d04/inf01.html


 本来,業界の発展をサポートすべき団体の体たらくは,目をおおうほどだ。この団体の存在が日本のゲーム業界の健全な発展を妨げている。だから,現在のゲームショウも,一度なくなって,いい。

 開催まで3週間を切った東京ゲームショウ2000秋(9月23日〜24日,千葉県の幕張メッセ)の出展タイトルや,イベントスケジュールが,発表された。トークショー,ゲーム大会,プレミアムグッズの配布など多彩な催しの開催予定が掲載されている。

 今回のゲームショウは水を差されっぱなしという感じ。なにより主役であるはずのゲーム会社の出展取り止めが相次いだ。出展者数だけみると春と比べると3社減とほどほどだが,実は海外のゲームメーカーの参加があったために,国内メーカーの不参加が目立たなくなっているだけ。スクウェアSNKNECインターチャネルアスキーセガ,そしていつも通り任天堂の名前もない。出展タイトルも,385(99年秋)→203(00年春)→148(00年秋)と,歯止めのきかぬ減少の一途をたどっている。

 各社,発売するタイトルがちょうどないからとか,経費節減のためとか,他のイベントに注力するためとかいろいろ云っているが,内実はわかりやすい。すなわち,コナミ主導のCESA(コンピュータエンターテインメント協会)への反発だ(CESA会長はコナミ社長)。縄張り争いや特許訴訟,ライセンス取得による独占化,またゲームショウでの一部企業への優先事項など,各社の嫌気はたまりにたまっている。それが形となっただけ。ゲーム業界にとってCESAは,すでに吹き溜まり状態,掃き溜め状態。百害あって一利なし。ゲームショウもそれに巻き込まれている。そんなゲームショウなど,ゲームの明日のためにも,なくなっていい。


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